シニアのノンちゃんです。
年よりがいると、七草がゆとか、節分の恵方巻だとかは必ずします
たぶん一人だったら何もしないかもです。
シニアでも私は会社勤めをしています。
忙しいのです。
でもせっかくの季節もの、作って、ばあちゃんも私も元気ですごせますように。
といただきます。
いつも話題になる?わるれてるのが七草ってなんだったけ?
芹(セリ)
薺(ナズナ・ペンペングサ・シャミセングサ)
五行(ゴギョウ・母子草)
繁縷(ハコベラ・ニワトリグサ)
仏の座(ホトケノザ・コオニタビラコ)
菘(スズナ・蕪)
蘿蔔(スズシロ・大根)
復習です♪
秋の七草もあるんですよね。
ちなみに秋の七草は
女郎花( おみなえし)オミナエシ
尾花(おばな)ススキ
桔梗(ききょう)キキョウ
撫子(なでしこ)カワラナデシコ
藤袴(ふじばかま)フジバカマ
葛(くず)クズ
萩(はぎ)ハギ
七草がゆを食べる習慣はいつごろからはじまったの?
すくなくともばあちゃんの子供のころもあったとか…
もちろん!もっとまえよね。
御伽草子の七草草子に、説話が語られている。
唐の楚国に、大しうという親孝行者がいた。両親はもう百歳を越し体がままならず、そんな両親を嘆き悲しんだ大しうは、山に入って21日間もの苦行を行い祈願した。
「私に老いを移してもいいのでどうか両親を若返らせてください」
そこに天上の帝釈天からお告げがあった。
「そなたの願いを聞き入れた。須弥山の南に齢8000年の白鵞鳥がいるが、この秘術をぬしら親子に授ける。ついては、
毎年春のはじめに七種の草を食べること。
1月6日までに7種類の草の集めておくこと。次の時刻に柳で作った器に種を載せ、玉椿の枝で叩くこと。
酉の刻から芹
戌の刻から薺
亥の刻から御形
子の刻から田平子
丑の刻から仏座
寅の刻から菘
卯の刻から清白
辰の刻からこれらの種を合わせ、東から清水を汲んできて、これを煮て食べること。
一口で10歳、七口で70歳若返るので、ついには8000年生きることができよう。」大しうはこの教えを繰り返し暗唱すると、この日は正月であったのですぐに山を降りて7種類の草を集め、6日の夕方から教えの通り、不思議な心持ちで夜通し草を叩いた。朝になり、東から汲んだ水で炊いて両親に食べさせたところ、たちまち若返ったのはいうまでもない。これが世に伝わり、噂を聞いた当時の帝はこの親孝行に感動して位を譲った。[1]
すなわち、七草の由来とともに、ここでは親孝行の功徳を説いた話だったのである
春の七草といって、七草粥を食べる1月7日は、人日(じんじつ)の節句という五節句のひとつです。
(五節句) 1年に5回ある季節の節目の日、節日 1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午) 7月7日(七夕)、9月9日(重陽)を指していいます。日本では:古来から雪の間から芽を出した若菜を摘む「若菜摘み」という風習がありました。中国では:前漢時代に、元旦は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人、8日は穀と、それぞれを占って新年の運勢を見ると共に占いの対象となるものを大切に扱っていました。中でも、7日の人の日は、人を大切にする「人日」という節句でした。 また、唐の時代には、人日の日に七種類の野菜を入れた汁物、「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」を食べて、無病息災を祈りました。 時は流れて、平安時代になると中国の風習や行事が、多く日本に伝わってきます。 すると「若菜摘み」と「七種菜羹」の風習が交わって「七草粥」が食べられるようになりました。 そして、江戸時代になると、幕府が「人日の日」を「人日の節句」として五節句の1つと定めます。 これによって「1月7日に七草粥を食べる」という風習が、民衆に広がり定着した、と言われています。
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日本では:古来から雪の間から芽を出した若菜を摘む「若菜摘み」という風習がありました。
中国では:前漢時代に、元旦は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人、8日は穀と、それぞれを占って新年の運勢を見ると共に占いの対象となるものを大切に扱っていました。
中でも、7日の人の日は、人を大切にする「人日」という節句でした。
また、唐の時代には、人日の日に七種類の野菜を入れた汁物、「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」を食べて、無病息災を祈りました。
時は流れて、平安時代になると中国の風習や行事が、多く日本に伝わってきます。
すると「若菜摘み」と「七種菜羹」の風習が交わって「七草粥」が食べられるようになりました。
そして、江戸時代になると、幕府が「人日の日」を「人日の節句」として五節句の1つと定めます。
これによって「1月7日に七草粥を食べる」という風習が、民衆に広がり定着した、と言われています。
七草粥の作り方
私達が子供のころは、七草を全部そろえておかゆを炊くというのではなく、あるもの、つまり大根とか芹とかだったような気がします。
今はスーパーにセットで売られていますよね、七草粥用の七草って。
わがやで今は買って来ておかゆをたきます。
七草がゆ
青菜のさわやかな香りがなくならないように、炊き上がったおかゆに加え、あつあつをいただいて。
七草がゆ
熱量 93kcal(1人分)
塩分 0.3g(1人分)
材料 (4人分)
米 2/3カップ
七草 あるものを各適宜
塩
作り方
米は炊く30分ほど前にといでざるに上げておく。土鍋か厚手の鍋に米と水5カップを入れる。ふたをせずに弱火にかけ、徐々に火を強めて煮立てる。土鍋は厚みがあって火の当たりが柔らかく、保温性も高いので蒸気が充分にこもり、米がふっくらと炊き上がる。
煮立ったら弱火にし、木じゃくしなどで一度だけ底から静かにかき混ぜる。混ぜすぎると粘りが出てしまうので気をつけて。
鍋の上に菜箸2本を渡してふたをのせ、弱火のまま40分ほど炊く。こうすると、鍋とふたのすきまから蒸気が均等に逃げ、吹きこぼれずにさらりとした炊き上がりになる。七草は塩少々を加えた熱湯で色よくゆで、水にとって水けをかるく絞り、粗みじんに刻む。
おかゆが炊き上がったら火を止め、ふたを開けて塩少々をふる。刻んだ七草を加え、全体をひと混ぜする。
七草粥食べると?
習慣とか、まあこういうものは縁起ものとかいいますが、たべなかったらどうなるというものでもないのですがたべると、量にもよりますが、七草にはそれなりの効用があるのですね。
セリ=目の充血やめまいを予防
ナズナ=消化機能を整える
ゴギョウ=せきを止めてたんを切る働き
ハコベラ=胃炎や胃弱に効果的
ホトケノザ=筋肉の痛みに効果的
スズナ=胃腸を整え熱を下げる
スズシロ=胃腸の働きを助ける
という栄養素というか、成分が七草にふくまれていますね。
でもおかゆにいれた位では効くのかどうかは定かではありません。
やはり、昔からいいといわれて、文化として残っているその風習を残すという意味合いで家族でたべて、健康を願うというのが今流なのかもしれませんね。
まとめ
古くからの習わし、めんどくさいときもありますが、ばあちゃんがいてくれるので、やっぱり作ってたべるとそれなりに、元気をいただくような気がします。
シニアでものんびりという人もいるとおもいますが、私はまだまだ元気で働きたいので、七草がゆをいただいて、今年も元気で過ごしたいとおもいます。
ちょっと面倒だと思っているひとも、七草がゆについて、あーそーなんだあ、と理解すると作る気になりませんか?
お役に立てば幸いです。