足が冷たいのは冷え性のせいばかりではない!隠れた病気が・・

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シニアのノンちゃんです。

毎日暑い日が続いてます。

昼はもちろんのこと、夜もクーラー無しではいられません。

年齢のせいもあるのでしょうか、足がすごく冷えます。

足もけだるく重く感じます。

友人にそんな話をすると、

「それって病気の場合もあるらしいよ」と言われさっそく調べてみる事に!

クーラーで足だけ冷たい

クーラーを点けると上半身が涼しくなる前に足が冷たくなる」

「足が重く、歩くとだるさを感じる」

こんな症状がある人は「末梢動脈疾患」(PAD)を疑った方がいいとか。

かつては「閉塞性動脈硬化症」と言ってました。

この病気は、手足の末梢の動脈硬化が進んだ病気で放っておくと心筋梗塞を起こしたり、

足を切断することにもなりかねないらしい。

東邦大学名誉教授で平成横浜病院健診センターの東丸貴信医師のおはなしです。

元気さん(仮名、65歳)は定年後、家に引きこもるようになり、大半はテレビを見て自宅で過ごす毎日をおくるようになったそうです。

たまに出かけてもコンビに雑誌を買いに出る程度。

そんな 元気さん が2年前の夏、胸をつかまれるような強い息苦しさに襲われた。

担ぎ込まれた病院で心筋梗塞だと言われたそうです

元気さんは重度の糖尿病を患っていて、心筋梗塞で倒れる数年前から足に重だるさを感じて

いたそうで、少し歩くと右側のふくらはぎに痛みが走ったそうです。

家に引きこもっていたのはそのためで、

倒れた当時は、クーラーにあたると上半身が涼しくなる前に足が冷たくなった。

元気さんは“単なる冷え性”と考えてたようですが、

末梢動脈疾患を患い足の動脈が塞がっていたのです}

末梢動脈疾患とは、足や手などの末梢の動脈硬化が進む病気。

日本の推定患者数は50万~100万人。

70歳以上に限ると15%、高齢者の糖尿病患者では実に半数以上がこの病気だといわれる。

最終的には切断も……

“足や手の細い血管が詰まったからといって心筋梗塞と何の関係があるのか?”とピンとこな

い人もいるだろう。

動脈硬化は足や手の細い血管だけに起こるわけではない。

足の重だるさは心筋梗塞や脳梗塞の前兆なのだとか。

末梢動脈疾患は重症度により4つに分類される。

*Ⅰ度は無症状、

*Ⅱ度は歩くと足の筋肉への血流が不足して痛みが出て休みながらでないと

歩けなくなる、(足の切断リスクは5年後に数%)

*Ⅲ度はじっとしていても痛くなる安静時痛が、(足の切断リスクは1年後には30%に)

*Ⅳ度は潰瘍・壊死が起こる。

末梢動脈疾患では、脳や心臓に問題が起きなくても足の病変を招くことが多いのだとか。

「長期間糖尿病を患い、腎臓と心臓に病気を抱えていた70代の男性は、

家族が右足の中指に小さな傷を見つけた2週間後には5本すべての指先に傷が見つかりまし

た。
膝から下に血流がほとんど流れておらず、傷が治らなかったのです」

腕、腎臓の動脈が詰まる場合も

足や心臓、脳に異変が起きなくても、この病気にかかっていれば腕や腎臓、上腸間膜動脈など

が詰まる場合もあるそうです。

*腕の動脈が詰まる・・・・手のしびれや脱力を感じます。

*上腸間膜動脈が詰まれば・・・・食後にお腹が痛くなり、食欲が落ちて体重が減ります。

*腎動脈が詰まれば・・・・腎血管性高血圧や腎不全を起こします。

※問題は、こうした合併症を招く末梢動脈疾患という病気を知らない中高年が少なくない

  こと。

「徐々に動脈が狭窄していくと急に強い症状が出ません。

元気さんのように“冷え性だろう”

“年だから痛みが出るのは当たり前”と考える中高年が多い。

私もそのなかの一人かもしれません。

「足の冷えやしびれ」

「皮膚が冷たい」

「歩くと痛いが、しばらくすると治まって歩ける」

「足の毛がない」

「傷の色が黒い」

などの症状が出たときには病状は進み過ぎている。

では、どうしたらいいの?

「腕と足の血圧の比である足関節上腕血圧(比=ABI)や血管超音波検査、MRI血管撮影検査(MRA)、
造影CT検査などを受ければ早めに診断できるということです。

まとめ

私なんかそうですが、

とことん痛くならないと病院には行きたくない!

結構そんな方が多いんじゃないでしょうか?

でも、健康診断を受ける事も大事な場合もあるのですね!

末梢動脈疾患の患者は、血管内治療や手術によりウソのように元気になるケースも多いそうです。心当たりのある人はまず検査をしてみては!

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