シニアのノンちゃんです。
ナルコレプシー？
始めて耳にすることばです。
昼間に強い眠気を感じ居眠りをしてしまう病気だそうです。
この病気は、
仕事での商談中や上司との面談中、会議中、だろうが突然居眠りをしてしまう、
寝不足が原因の眠気ではなく、日中に耐えられないほど眠気を感じる、
それがナルコレプシー（過眠症）！です。
学校生活や社会生活に支障をきたします。
ですが、病気と気づきにくく周囲からは誤解をうけます。
目次
治療法、周囲が注意すべきこと
世界的には２０００人に１人といわれていますが日本は今までの調査から６００人に１人と報
告されているそうです。
発症は１０～２０歳代の発症がほとんどで、
最も多いのは１４～１６歳だということです
症状
主な症状は、
●日中の過度な眠気
●情動脱力発作
●入眠時幻覚
●睡眠まひ（金縛り）
の四つで、特に「日中の過度な眠気」「情動脱力発作」の二つが代表的な症状。
＊日中の過度な眠気
場所や状況は問わずに数時間おきに表れ、突然数分から十数分居眠りをしてしまう。
中高生や大学生は授業中、社会人は業務中に症状がでるようです。
目が覚めると、すっきりして眠気がなくなったと感じることが多いのですが、
数時間以内に再び眠気が襲ってきます。
結果、受験などに失敗したり、怠け者とのレッテルを張られてリストラ対象になることもある
そうですよ。
＊情動脱力発作
感情が高ぶると力が抜ける
感情が高ぶると体の力が抜けて、意識はあるのに膝から崩れ落ちるように倒れたり、ろれつが
回らなくなったりする症状。
発作は長くても１～２分で治まるそうです。
うれしい時や大声で笑った時などプラスの感情の時や、
泣いた時や怒った時などマイナスの感情の時に起こるらしく、特にプラスの感情の時起きやす
いということです。
情動脱力発作を何度も経験した患者は、
防御反応としてなるべく喜怒哀楽を感じないように心掛けるようになるため、無表情になって
しまうこともあるようです。
治療により日常生活は改善する
ナルコレプシーの原因は、
覚醒を維持する作用がある神経伝達物質（オレキシン）が欠乏することで発症するようです。
ナオレキシンを増やす作用がある薬剤の研究も行われているようですが、残念ながら薬は完成
していないとのことです。
ただ、現時点でも薬を使った有効な治療方法は存在しています。
発症に気づきにくいことが最大の問題
ナルコレプシー患者の多くは、受診が遅れがちだそうで、推定発病時期から受診に至るまで平
均５～６年かかっている患者さんもいるようです。
このように病気に気づきにくいことが受診が遅れる原因になんですね。
少し規模の大きい学校や職場には、少なくとも患者が１人はいると考えられてるそうです。
※学校の先生や企業の労務管理担当者の方は、この病気のことを頭の片隅に置いていただき、
昼間にたびたび居眠りをしてしまう人を見かけたら、頭ごなしに叱るのではなく、
本人の話を聞いてあげて、
「夜も睡眠は取っているのに昼間に眠気が生じてしまう」という訴えがあったならば、
医療機関を受診するよう促してほしいとのことです。※
ナルコレプシーの場合、より早く気づいて対処するか否かが、患者本人の人生を大きく変えると言っても過言ではないそうです。
まとめ
本当にいろんな病気がありますね。
今まで気づかず病気の方にたいして失礼のある見方をしていたかも
知れません。
これからは上記のこと頭に片隅におき、心がけるように気をつけたいと思います。