睡眠不足(睡眠負債)により ”がん、認知症” のリスクが高くなる

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シニアのノンちゃんです。

以前もお話した(寝不足の蓄積)睡眠負債

睡眠負債がある人は脳の働きが、知らないうちに低下していて、

仕事や家事に影響をおよぼしているそうです。

ただし、自分では脳の働きの衰えを自覚していない、らしいです。

わずかな睡眠不足の蓄積が、なかなかその影響について自覚できないようです。

それ以上に心配なのが睡眠負債が病気のリスクを高めるということです。

睡眠不足の影響がどのような病気のリスクを高めるのでしょうか?

睡眠負債と癌のリスク

最近の研究で解ったことらしいのですが、

睡眠負債は脳のパフォーマンスの低下にとどまらず、

さまざまな病のリスクを高めているということです。

注目は、睡眠とがんの関係です。

2014年に米シカゴ大学が行った研究では、

実験的に睡眠を不足させたマウスでは、

がん細胞が増殖しやすくなることがわかったそうです。

ほんらいはがん細胞を攻撃するはずの免疫細胞が

睡眠不足の場合、

がん細胞の増殖を手助けするようになる可能性が見えてきたといいます。

「実験を行った研究者は、今回の研究はマウスを特殊な方法で睡眠不足にしているので、
この結果をそのまま人間の睡眠負債にあてはめられるかどうかは議論の余地がある」

としながらも、人間でも同じことが起きている可能性が高いと指摘しています。

睡眠負債は、免疫システムの働きに影響を及ぼし、

その結果、がんのリスクを高めている可能性がたかいということです。

注目!データ

東北大学が、

女性およそ2万3995人を7年間追跡し、睡眠時間と乳がんの発症リスクの関係を調べた研究で

す。

平均睡眠時間が6時間以下の人は、7時間寝ている人に対して乳がんのリスクがおよそ1.6

倍になることがわかったそうです。

睡眠負債と認知症のリスク

スタンフォード大学の西野精治さん(睡眠生体リズム研究所長)らは

マウスを使った実験で、
睡眠中にアミロイドベータと呼ばれる脳のごみが排出されることを突き止めました。

アミロイドベータは、

認知症の最大の原因であるアルツハイマー病の原因物質とも言われており、発症の20-30年前

から蓄積するといわれています。

働き盛りの時期に十分な睡眠をとっていないと、数十年先に認知症になるリスクを高める可能

性があるのだそうです。

まとめ

どうですか、

睡眠は十分とれてますでしょうか?

シニアになってから知ったことで、もう遅いかも知れませんが

睡眠をしっかりとるようにしたいと思います。

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