猫がつめをとぐ理由は、ゆだんしてたら大変なことに!壁に猫が爪をといだ形跡あり!


シニアのノンちゃんです。

今の家に引っ越してきたとき、いちばんの心配は猫の爪とぎでした。

それまで猫用の爪とぎグッズは使ってなかったので果たして爪とぎを使ってくれるのか?

心配でした。

なぜ猫はつめをがりがりとぐのでしょうか?

猫がつめをとぐ理由はいくつもあります。

猫のつめとぎについて調べてみました。

猫との戦い

子猫のしつけと違ってシニアになった猫をしつけることが果たしてできるのか??

爪とぎ保護シート

まず引っ越して最初にした事は

猫が爪を研ぎそうな壁のコーナーや木の部分のコーナーに爪とぎ保護シートを貼り、

ドアの下の部分に貼ったりとたいへんです。

爪を研ごうとすると引っかかりがないのですべってとぎにくいので保護になります。

が爪が少し刺さった跡もありました。

猫が嫌いなにおいのスプレー

次に、

猫の嫌いなにおいのするスプレーをかけて、

2~3箇所に爪とぎを設置して最初1ヶ月は猫の行動にきをつけ、隅々チェックして、

設置場所いがいで爪を研ぎそうになったりと、猫との戦いです。

でも、思ってた以上に、のんちゃん猫は素直に言うことをきいてくれ指定の場所以外でとぐこ

とがなくなりシートもはがして、安心してたのに・・・・

1ヶ月前から違う場所で爪をとぐしぐさがでてきて、しかってたのですが2箇所見つけてしま

いました。

猫が爪をとぐ理由

では猫が爪とぎをするのはなぜなんでしょうか?

猫がつめをとぐ理由はいくつもあります。

爪が伸びたので手入れをするための爪とぎ

まず思い浮かぶのが手入れのためですよね。

人も爪がのびたら切ります。

爪が伸びすぎるとものに引っかかったり、剥がれたりするのを防止するために爪きりをしま

す。

猫も同じような理由です。

爪が伸びすぎると自分自身の体(肉球の部分)に突き刺さってしまったり、

カーペットや布などに引っかかり、歩きにくくなります。

日常生活の動作に支障がでないよう爪とぎをするというわけです。

獲物を捕まえるため

猫はもともとは肉食動物です。

獲物を見つけて狩りをします。

飼い猫であっても、外に遊びに行っているときは本能がよみがえり、

目の前に飛び込んできた獲物を狩って食べることがあります。

そして、捕獲したねずみや昆虫などの獲物を、飼い主の元へもって帰ることもあります。

狩りができない可愛そうな飼い主に狩りの仕方を教えてるのかもしれません。

または、母猫が子猫に「食べなさい」と促すような意味があるのかも?というのが現在では有

力な説になっています。

獲物を得るための武器である「爪」をといで鋭くしていなければなりません。

爪とぎで縄張りを主張している

猫は縄張りを持つ生き物です。

自分が安心して過ごせる場所の確保のため他の猫が侵入しないようにするためです。

猫も人とおなじで自分がくつろげる場所がないと落ち着きません。

ストレスをためてしまいます。

安心してゆっくり眠れる場所や食事できる場所、心から落ち着ける場所が必要です。

それで猫の爪とぎにはオシッコをかけるのとおなじように縄張りを主張する「マーキング」の

意味合いもあります。

肉球の臭腺から分泌された臭いを引っかいている場所にこすり付けることで、

この辺は自分の領域であると他の猫に主張することができ、無駄な衝突を避けられます。

飼い主の脚に対して爪とぎ行為や臭いをこすり付けようとする行為は、「この人は私の大切な

人よ」と言う主張です。

ストレスを感じて、発散するために爪をとぐ

猫も生き物です、何かしらのストレスを感じます。

不愉快な出来事があったり、怖い目に遭ったり、飼い主からいやなことを無理やりされたりす

ればいらっとします。
そんなとき猫は爪とぎ場まで行き、「こんちくしょう」と思いながらガリガリと爪をとぎま

す。ストレスの発散です。

人が腹が立ったとき物に当たったりするのとおなじです。

イラッとしたことで愛猫がガリガリしだしたら、

「ぼくは怒っているよ」というサインです。

飼い主の関心を引きたくてする爪とぎ

飼い主の関心を引きたくて、爪とぎをしているということもあります。

その場合、いつもの爪とぎ場でとぐよりも、飼い主が爪を研がれて困るような箇所でわざわざ

ガリガリします。

それは「ここを引っかけばかまってもらえる」ということをわかっているからだそうです。

その場合はあえて何も反応しないほうがいいようです。が、つい反応してしまいますよね。

こちらが反応しないことで、「ここを引っかいても意味がない」ということをおぼえるそうで

す。

怒ったりすると、猫は「かまってもらえた」という学習をし、又かまってほしいときにそ

の場所を引っかいてしまうらしいです。

猫が壁を引っかくのは本能ですので、それを無理に止めさせようとすると猫にとってはストレ

スになります。

家の各所に猫が引っかくことのできる段ボールアイテムを配置して、こまめに爪とぎができる

環境を整えてあげることが大事です。

環境を整えることで爪をとぐべきところでとぐようになり、家の中が引っかき傷だらけになる

ことを防げるようになるでしょう。

新しく見つけたつめとぎ場所の保護

まず最初の場所はココです。

この場所にはいちばん爪をとぐところにあった爪とぎを持ってきました。

そして元の場所は・・・・とりあえず応急処置で

次はココ

この場所は何もつけることができないので

いろいろ考えててシールがあったことを思いだし貼ってみました。

すこし様子みです。

まとめ

猫が爪とぎをする理由って、イライラしたときとか、”狩のため”ぐらいに思ってましたが、意

外な理由によっても爪とぎをするのですね。

のんちゃんの場合はストレスがおおきいですね、引っ越してから家から出ることができず、

先輩猫も引っ越してきてしばらくして亡くなり、寂しいんだとおもいます。

自然の中で育ってる猫は自由に外と中を行き来し、

ご飯の時間になるとお家に帰って食べて、

又気ままに出かけたり、そのままお家で眠ったり、と自由に生活を楽しんでます。

でも、部屋から出ることがない猫にとって、少なからずストレスはたまります。

爪とぎぐらい自由にさせてあげたいのですが・・・・

ままなりません。

そんな猫が快適に爪とぎできる環境を整えてあげることで、猫は本能を満たすことができ、

飼い主と一緒により良い暮らしを送ることができます。

愛猫の気持ちを尊重し、工夫をしたうえで仲良く共存していきましょう。