箸を持つのも辛い!慢性的指の痛みの以外な原因

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シニアのノンちゃんです。

皆さん、指の痛みを感じたことはありませんか?

最近、時々指を曲げた瞬間に言葉にできない痛み?を感じることがあります。

一瞬のことで痛みは後を引かないのですが、心配ですこし調べていると、

私の痛みとは違いますが、指の痛みで意外な診察結果がでた主婦のお話がありました。

まとめてみました。

箸が持てない

悪化する指の痛み

主婦のA子さん

指関節のこわばりと痛みで、箸を落としてしまった。

我慢できないほどではないが、やはり痛い。

最初は、朝起きたときに指がこわばるだけだったのですが、やがて服のボタンをはめるのがつ

らくなり、エレベーターのボタンは手をグーにして押さないとおせなくなった。

トイレに行った際も下着を引き上げるのが苦痛だったそうです。

A子さんは、子どもの頃に小児リウマチを患っていたそうです。

小さい頃、病院で一緒になるおばあちゃんが、

「リウマチなの、可哀そうにねぇ。こんな可愛い手が、私みたいになっちゃうのね」

と言って(ぐにゃぐにゃと変形した指)で頭を撫でてくれたそうなんですが、

変形したおばあちゃんの指を見て”そんなふうになっちゃうの”と

指の異様さが恐ろしく、その夜は布団の中で泣いたそうです。

痛い治療をがまんしてうけ、小児リウマチは治ったそうですが、

”再発したのでは?”と心配になりリウマチ専門医を受診することにしました。

関節のレントゲンを撮り、血液検査を受け、翌週、結果を聞きに行くと、

「リウマチではない」と言われたそうです。

リウマチではない!ではなに・・・・

リウマチではなかった、でも痛みは続いている。

次にA子さんが受診したのは、整形外科だった。

またも血液検査に加え、CT検査も受けて帰宅。

翌週行くと、結果はまたも「異状なし」、

「典型的な症状ではありませんが、恐らく、手根管症候群ですね。塗り薬と飲み薬を出します

から、しばらく使用してみてください。お大事に」ということだったそうです。

聞いたことのない病名と「典型的な症状ではない」という言葉が気になったA子さんはすぐ調

べました。

手根管症候群の症状

[初期には示指、中指がしびれ、痛みがでますが、最終的には母指(親指)から環指の母指側の3本半の指がしびれます(正中神経の支配領域)。急性期には、このしびれ、痛みは明け方に強く、目を覚ますと手がしびれ、痛みます。

手を振ったり、指を曲げ伸ばしするとしびれ、痛みは楽になります。手のこわばり感もあります。ひどくなると母指の付け根(母指球)がやせて母指と示指できれいな丸(OKサイン)ができなくなります。縫い物がしづらくなり、細かいものがつまめなくなります。

妊娠・出産期や更年期の女性が発症するケースが多く、原因は不明。女性ホルモンの乱れや手指の使い過ぎによる腱鞘炎などが関係していると考えられている。]

(日本整形外科学会HPより)

確かに、あてはまる部分はあるのですが、A子さんは、痛みとこわばりはあっても、しびれはありません。

痛いのは人差し指から小指にかけてで、親指はなんともありません。

”違うんだけどなぁ”と疑いつつも、真面目に1ヵ月、クリニックでもらった薬を試してみまし

たが、症状はまったく変わりませんでした。

なんと! 原因は「慢性のコリ」

”だめだぁ、全然治らない”

ついにA子さんは弱音を吐いた。

家事が辛い、洗濯と布団の上げ下ろしが特にしんどい。

痛くて指に力を入れられないため、グーの状態でやるには大変過ぎる。

ご主人が、洗濯と布団の上げ下ろしは完全に自分が引き受けると約束をし、

さらにご主人の提案で都内の大学のペインクリニックを受診したそうです。

完全予約制で、やけに長い問診や検査等を行った後、医師の言葉は・・

筋筋膜痛!!

筋筋膜痛は筋筋膜性疼痛とも言い、『慢性のひどい筋肉のコリ』が原因で、痛みやこわばりが

出ているとのこと。

この数ヵ月の苦痛の原因が、ただの「コリ」だとは、A子さんは意外でした。

お医者さんのお話では、

筋肉のコリには、風呂にゆっくり入って寝て、2~3日も休養すれば治るようなコリのほかに

もう一つ、何週間も何ヵ月も、ときには何年間も続く、“慢性の”筋肉のコリ”があるのだそうで

す。

このコリはやっかいで治りにくく、頭痛・首の痛み・肩コリ・背中のコリ・腰痛などとなっ

て、長期間人を苦しめることがあるそうです。

筋筋膜痛には、痛み止めは効かないとのこと。

 ※ 筋筋膜痛は、全く関連のない病気とよく似た痛みを引き起こすため、違った診断をつけ

られ、治療されることもあるそうです。

椎間板ヘルニア、線維筋痛症、子宮内膜症等々、いろいろな病気に診断されて、長期間治療し

ているけれどよくならないという方もいるそうです 

筋肉内刺激法

入院も、手術も、副作用も不要な治療法

説明の後A子さんは「筋肉内刺激法」という治療を受けました。

東洋医学の鍼治療に用いる細い針を、筋肉が硬くなって痛みを生じえる部分にすばやく刺入

し、すぐに抜き去るというものでとんでもなく痛いそうですが、

筋肉の硬さが取れて、痛みは劇的に楽になったようです。

通常は、間隔を開けて複数回通院する必要があるらしいです。

1週間ぐらいは、針を刺した後の内出血から来る痛みに悩まされたようですが、それが治まる

と指が痛んでいたことさえ忘れてしまうほど痛みがなくなり、指は完治したそうです。

まとめ

指の痛みといっても、いろんな原因があるんですね。

コリによって箸が持てなくなるなんて、考えてもいませんでした。

肩の痛み、首の痛みなどは、あ~コリがひどいなってわかるのですが、

指にもコリがあるなんて!

皆さんは手の痛みは大丈夫ですか?

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